大あんまきのこだわり
大きさと甘さのバランス
ほんとうは、もっと日持ちのするつくり方もあるのですが。
藤田屋の大あんまきの消費期限は、お求めの翌日まで。
例えば餡に入れる砂糖の量を増やせば、もっと日持ちのするようにつくることもできます。
けれどもそうすると、あの大きさと、最後までおいしく食べられる控えめな甘さを守ることはできません。
たくさん売ることよりも、おいしく売ることを大切にしています。
当日製造、当日出荷
売り切れで、お叱りをうけることもあります。
せっかく買いに行ったのに売り切れで買えなかった。
そんな声を時にお客さまからいただきます。
たいへん心苦しく思いながら、それでもわたしたちは、 当日製造、当日出荷という考えのもと、つくりおきをすることはありません。
たくさん売ることよりも、おいしく売ることを大切にしています。
木の箱を使用
軽くて運びやすいケースでは、だめでした。
大あんまきは息をしています。
だから、 できあがった大あんまきを入れておく箱は、 運送に適していることよりも、通気性が良く、 余分な水分や熱をとることを、優先させています。
乾きすぎず、 しっとりとしたやわらかさにするためには、箱のふたの開け閉めにも長年の経験と勘が必要。
たくさん売ることよりも、 おいしく売ることを大切にしています。
十勝産小豆使用
十勝の大地に、胸を張れるものであること。
藤田屋の大あんまきの餡は、北海道十勝産の小豆を100パーセント使用した手づくり餡。十勝の自然の恵みをたっぷり受けた小豆を、知立の職人がじっくり丁寧に炊きあげます。
距離を超えたコラボレーションが、深みのある甘みの秘訣。
たくさん売ることよりも、おいしく売ることを大切にしています。